頭の脂肪を落とすための日記

月が綺麗で、風が吹く日に開設しようと思ったわけです。音楽や映画に乗せて、そこにあった物語、もしくはあったかもしれない物語、そんなことを書き連ねていけたらよいな、そんな風に思っています。

第15稿:あー多分アレだ、俺は多分、貴女にやっぱり惚れてるんだ

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貴女を想って見下ろす街並み

なんだかとっても寂しいかんじ

拙い体温必死で紡いで

橙色の 風が哭いて

 

貴女を想って 想い悩んで

今晩夢見る Tangerine Dream

夢でもし 逢えたなら

抱き締めること できたなら

 

そっとほどけてく その小さな手

終わりへの行進 王手

繋ぎ留めたい 想いと裏腹に

どんどんほどけてく 徒然に

 

見つめたい 貴女とこの先

なのに 瞳に映るのは いつだって私のつま先

 

水面に漂う 枯葉の群れ

世界に漂う 私は哀れ

諸行無常 もののあはれ

私を殺す 世界のあれこれ

 

クルクル滑空 東京Park

華麗に飛んでる クルクルパー

気付きゃボロボロ 自慢のWing

行き着く先は Coloful,Loveless,Miracle park

 

I am calling your name.

It's always wasting my time.

Still calling your name.

Always it's up in the air.

 

 

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なんだか、ラブソングを歌ってみたかったんです。

 

途方も無い憧憬に、目一杯身を委ねてみたかったのです。

 

私をいつも狂わせてくれる

私をいつも壊してくれる

 

そんな貴女への、ラブソングを歌いたいのです。

 

Music.

My dearest music.

Goodnight & see ya again tomorrow.

LOVE & BRUISES 

 

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第14稿:忘年会シーズン

ということで、本日は弊社忘年会。

 

グーグルホームをゲットし、経理の方から商品券ももらったものの、

全部どこかに置き忘れてきて、手ぶらで帰宅です。

経理のおばちゃん、怒ってたなぁ・・・

 

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さて、先日宇多田ヒカルのライブに行ってきたわけです。

 

人生で初めてでしょうか。

私は、涙が零れ落ちる、ということを、体験しました。

 

正直なところ、開演するその瞬間まで、宇多田ヒカルという人が、

この世に存在するのか、疑問でした。

こんなに美しい人が、存在するのか、と。

幾度となく私を救ってくれた音楽を歌っている人が、実際にいるのか、と。

 

強い憧れ、というものは、人を無力にさせるようです。

 

私は、何度も涙を流しました。

歌詞が共感するとか、久しぶりのライブでどうのこうの、とか、

そうではなくて、彼女の存在、そのことに涙を流していたようでした。

 

あぁ、今まで生きてきて本当に良かったな、

そう思わせてくれるような、そんなライブでした。

 

そうしてまた、彼女は私を救うのでした。

 

本当に、本当に、ありがとうございます。

同じ時代を生きている、それだけでも私自身の価値を見出せる、

大げさでなく、帰り道にはそんな風に、思っていました。

 

「愛」について、もう一度真剣に、考えてみたいと、そう思いました。

 

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そんなこんなでもう年末!

来週もぶっ飛んで楽しんでいきたいと思います!

 

2018年は、結構いろいろありました。

 

全てが私の栄養に、なりました。

 

そのことを前提に、纏わりつく全ての事象はそぎ落として、

目一杯、楽しんでいくだけです。

 


 

 

 

第13稿:ソファとテレビが無駄にでかい

時の流れは早いもんで、蒲田に越してきてからもう2週間が経ちました。

題名については、そういうことです。とにかく、でかい。

 

始めて引っ越しをしたのですが、やることが多くて多くて・・・

前の家にあった物は極力捨てて、できる限り新しい物にして、

なんて流暢な考えの所為で、あるはずの物がなくオロオロ時間ばかり経ちました。

風呂上がりにドライヤー無かったのはゾッとしたなぁ・・・

 

さて、そんな私ですが、いよいよ緊張し始めているわけです。

来週のこの時間には、もう宇多田ヒカルのライブを見終わっているわけですから。

今から着る服をどうしようとか、髭は剃った方がよいか、とかそんなこと考えてます。

一番心配なのは、私の心がちゃんと彼女の歌声に感じてくれるのか、

それが急にふと頭をよぎり、ちょっと不安な気にもなってみたり。

まるで、始めてデートした日の前日みたいだ!笑

ま、楽しみです。

 

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さて引っ越しに話を戻すと、場所を蒲田にしたのには幾つか理由がありました。

 

1.中延を離れたかった

 →静かだしいい街なんだけど、私のような人間は、逆にすごく孤独を感じるのです。

2.蒲田みたいな賑やかなところに住みたかった

 →どこ住んでるの?と聞かれて、「蒲田」と一言で答えられるにもプラスポイント。

  生まれてこの方、最寄り駅の名前を伝えてスムーズに会話が進んだことの方が

  少なかったので・・・

3.マックィーンズのキョーヘイさんがいるので

 

と、ざっくり3つほどですかね。

この3番目の、マックィーンズのキョーヘイさんというのは、

同じ川越東高校出身で、いかれたクレイジー床屋さんです。

 

キョーヘイさんは、一言で言えば「実直」であります。

とにかく真っ直ぐなカッコいいやつで、

ひねくれ者の私から珍しく尊敬される、とても稀有な存在なわけです。

 

そんな彼と、最近はラップを作ろうぜ大作戦を決行し、

夜中の3時まで歌詞を考え、床屋に置いてある機材でレコーディングをし、

あれこれ楽しくやっています。

そうそう。年末には「飲めるだ王選手権」も開催されます。

嫌な予感しかしませんが。

 

この男と最近よくつるむようになってから、なんていうか、大げさですけど、

人生というものが少しづつ変わってきているようです。

肉体的にも変わってきて、だいぶ筋肉がつきました。体重も5キロ落ちたし。

感覚的には、心なしか、楽しくストレートに生きているような、感じ。

 

 

とても良い兆候ですが、本ブログの主題「愛すべき頭の中の脂肪」が

最近はあまり見当たらなく、それもそれでちょっとオロオロしたりします。

 

まぁ多分引っ越しで忙しかったからだろ!

ということに現時点ではしておこうかな。

 

今月は宇多田ヒカルのライブを皮切りに、24日夜はimaiのワンマン、

そして29日はageha(若い!)と終盤にかけてイベント目白押しなので、

気付いたころには、またモヤモヤと脂肪が増えていることでしょう。

 

それまでノンビリ、こんな曲聴きながら、

緞帳の降りたステージの中に、微かに残る温度を、感じていようかな。

ブルーヴェルベットの布を、温かく、愛おしく、見つめていようかな。

 

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あ、次は京極夏彦について書こう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

第12稿:見えない夜に

とても久しぶりに、書きます。

ここ最近のこと、箇条書きです。

 

1.選択と結果、について

選択は既に、ずっと前に行われていました。

そう。あの時に軽い気持ちで選んだカード、それが今突き付けられている結果です。

人は、何かが起こってからでないと、行われた選択の本質と向き合いません。

突き付けられた結果に対して、まだ選択が残っているとすら考えます。

選択は既に行われており、選択されたことによってもたらされた世界のルールを理解するということ。

それを意識できるかどうか、そこがとても重要になってくるようです。

悲しみとか、寂しさとか、それはそれなりに多少はありますが、

それ以上に強くこの掌に残ったのは、他者の心を破壊した感覚です。

自信の中に鬼が棲んでいるということ、強く認識させられました。

 

2.引っ越しについて

8年住み続けた中延の家から、今月中に離れることにしました。

こんなちっぽけな箱の中で、本当に沢山の事がありました。

無駄だと思うことは一つもなく、多少の痛みを伴う事柄もありますが、

概ね、私は全てを良い思い出として、抱きしめていくことができそうです。

しばらく見かけていなかった蜘蛛が、ひょっこり顔を出しました。

始めて彼と会ったのは、越してきてすぐだったと思います。

なんだか追い出したりするのは気が引けて、そのままにしていたら、

たまにひょっこり、顔を出す気まぐれなやつでした。

ただ、大きく心の安定を失っている時とか、そんな時には必ずと言っていいほど目に付くところに出てくる憎いやつです。

いつかまた、会えたら嬉しいな。そう願っています。

 

 

一杯書こうと思っていたけれど、言葉が、見つからない。

 

兎にも角にも、またしても私は喪失し、そしてその勢いで引っ越しである。

絶望的なんて思わないし、感情に押しつぶされそうなことも、不思議と無い。

あるのは、こうなったら目一杯あの人へ片思いの感情を持っていればいいや、

というなんとも楽観的な感情くらいである。

そもそも、美しさとかそういう物にばっかりしか興味が無いのだから、

片思いという恋の一番美しい状態で自身を保てるのであれば、

それはそれで私は満足だったりするのかもしれない。

 

なんちって!

さ、私の人生3章目くらいかな?

始まるよ!

生きておるのだから、何もかも、楽しんでみせよう!

3章のスローガンはそれでいこう!

 

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第11稿:音楽の秋

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ここ最近、音楽の話がとてつもないスピードで進んでいきました。

ほっておくとまたそのまま風化して忘れてしまうので、

今晩は端的に幾つかの事柄を。

 

1.親父との会話

とても久しぶりに実家に帰ってみたのでした。

そう思ったのも、秋の訪れを確かに感じ、もっと大好きな秋に包まれたかったからで。

地元の友達と大抵は会うのですが、それもせずに夕方には家に着いてのんびりと。

街を歩きながら、会いに行くたびに美しくなっていく景色に心を奪われ、

そしてなんだか、とっても寂しい気持ちになったりしたのでした。

「自信が無いことに根拠の無い自信がある」なんて、

青い悩みとお付き合い中の弟の話を聞きながら、

最近できたコンビニまで酒を買いに行ってみたり、

そんなことをしていました。

弟よ。自信なんてそんなに大事な物でも、ないよ。

毎日をちょっとでも楽しく、それだけがとても重要さ。

 

ほどなくして親父が帰ってきました。

有楽町で同窓会だったそうで、行くときはウキウキだったくせに、

楽しかった?と聞くと、「もう疲れたよ」なんてまんざらでもない顔して。

やっぱこの男のガキなんだな、俺は、と痛感しました。

 

親父とゆっくり語り合うなんて今までなかったし、あまり話をしない人なので、

今日は思い切って音楽の話に踏み込んでみよう、なんて思ったのが運の尽き。

止まらない止まらない(笑)

嬉しかったのは、自分も音楽が好きな人として、

どんな風に音楽を聴くか?

どんな印象、感触の音楽が好きか?

それがピッタリと同じだったこと。

 

アルゲリッチは全ての音に感情が入っている、とか。

ポリーニは全ての音がクリアだ、とか。

グールドのピアノは麻薬だ、とか。

 

色々聞いて思いましたが、やっぱり先輩半端ないっす。

自分なんかより全然狂っていやがる。

散々甘やかされて生きてきて、それでもやっとこの年になって改めて思ったのは、

この親父の息子でよかったな、と。

今度会った時は、先輩の胸を借りて、俺の狂った音楽観も、語るよ。

楽しみにしています。

 

2.80kidz

10周年!あっという間でした。

そう考えると出会ったのが10年前で、20代という貴重な時間において、

いつも傍で横を走っていてくれた、そんなアーティストです。

miss marsで私の中に革命が起きて、

WEEKEND WORRIORを聴きながらクラブに向かい、

Turbo Townで入らないギアを何とか入れて、

Faded Pinkについて一晩中語り合って、

Dream City Dreamを抱えて明け方に去っていく、お前の美しい顔があって。

 

10周年のライブ、最高に良かったよ。

お前も来ればよかったのに。馬鹿だなぁ。

年末にまた、自慢しに行くよ。

今日でもう2年かい。

相変わらず、俺はお前がいなくて、寂しいよ。

でも、いろんな人と、音楽に支えられて、随分元気になったよ。

だから、心配はいらないぜ。

今は安らかに、のんびり寝てな。頑張りすぎてたからな。

俺がそっち行ったら、たたき起こしてやるからさ。

 

3.BAYCAMP

竹原ピストル、号泣してしまいました。

歌はハートで歌うってよく言うけど、こういうことなんだな。

 

DADARAY、めっちゃ好き。

私の強みとしては、いろんなジャンルを聴くのもそうだけど、

「病んでる女性ボーカル」というのもストライクゾーンなとこです。

そんな自分でよかった!

 

toconoma、もうふざけんなよ、かっこよすぎるだろ。

 

imai、もはや何も言うまい。

これを見るために来たけれど、いいの沢山出会えてよかったな、

なんてノンビリ思っていたのも束の間、やはりこの為に来たのだと、

そう思わせてくれました。

今、日本で1番狂ってるアーティストだと、私は思います。

 

もう一つあったけど、それは私の胸に秘めておくことにしようかな。

可愛いとか、美しいとか、そんな言葉では形容できないな。

なんだか心地よくて、何より、素敵な人のことでした。

 

そんなこんなで音楽漬けの週末を送り、改めて感じたこと。

私のエネルギーは音楽にあり、いつでも音楽は鳴り響いていて、

そうやって毎日をドラマティックに。

それが、私が1番私らしくいられる、大事な要素なのでした。

 

会社に行くいつもの道も。

憂鬱な客との打ち合わせの道中も。

デートの待ち合わせをして待っている有楽町でも。

あなたとコーヒー屋で途方もない話題で盛り上がっている時も。

どっかに行っちまった親友のことを想いながらパソコンに向かっている時も。

 

いつでも音楽は私と共に歩んでくれるようです。

それだけでも、何とか毎日、生きていけるようです。

 

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そうは言ったものの。

こんなこと言っていいのかしら。

ん、言えるというか書けるから、ブログなんだよね。

 

なんちって。

そんなのも、何かの所為にしとこかな。

おやすみなさい。

 

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第1章:水星

寂寥、とでも言うのかしら。

そんなような風の音で、むっくりと頭を起こしたのでした。

辺りを見渡すと、私の眼球の焦点は、革張りの3人掛けのソファに移りました。

その後、振り子式の大きな機械が目につきました。

短い針はⅨとⅩの間、長い針は二メモリのところに止まっていました。

「あ、時計か」と、私の思いとは別に、口ずさんでいました。

 

「目を、覚ましたようだね」

低く濁った、うんとええと、そうそう、ウイスキィのような声でした。

 

「あ、博士」。またもや裏腹に、呟いていました。

 

「覚えていてくれたようだね。そう、僕は博士。君を、作り出したんだ。

 君は長いこと眠っていたんだよ。今で言うと2サイクル。昔の時間で96時間。

 そこの大きな時計が、丁度8回回ったところだよ。」

「時計、と言うのですね、あの機械は。ありがとうございます、博士。

 分かるようで、分からなかったんです。あの機械の名前。

 名前?名前…大事なことな気がします。博士、私に名前はあるのですか?」

「名前、か。君は名前が欲しいかい?」

「欲しいです。私、私が何なのか、分からない。」

「そうか。では仮に、君の名前を“ミサト”としよう。

 その名前で君を呼ぶのは、誰になるかな?」

「博士か、もしくは他の、誰か…?」

「その通り。だとすると、君は名前を欲しがったけれど、手に入れたところで、

 それは君の所有物ではないんだ。私の所有物でしかない。それでも欲しいかい?」

「名前、私の物ではないんですね。でも、博士の物だけでもないですよね?」

「今、君がいるのは、太陽系、所謂Solar Systemから離れた、名前の無い星の一つ。

 ここには、君と僕しか、いないよ。」

「そうですか…」

 

音の無い時間、あ、静寂が、私たちを、包み込みました。

 

私は、私の手を見つめました。

細くて、しなやかで、美しい手。

そんな風に思う、私自身が、不思議でたまらない。

一番短い指の隣にある指に入っている金属に刻まれている、文字。

LOVELESS

刻一刻と鮮明になっていく意識と同時に、”LOVELESS”なんて存在しないはずなのに、

何故、私の指にそれが収まっているのか、私には分かりませんでした。

 

「おいで、温かいコーヒーを飲もう。

 コーヒーを飲みながら、音楽、と言うものを味わおう。

 私が、大好きな物だよ。音楽、というんだよ」

 

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そうして博士は、この曲を、聴かせてくれました。

私にとって、すごく心地よくて、温かくて、博士の声のような曲だったのに、

なんで博士、なんでそんな眼差しをしているの?

なんでそんなに、悲しそうなの?

悲しい?悲しいって、悲しい時って、こんな瞳になるの?

こんなに、優しい、温もりのある、瞳になるの?

だったら、私はずっと、悲しい瞳を、していたい。

 

灰色の起伏しかない景色を、大きなガラス越しに、見つめていました。

 

博士は、私がこんなに美しい顔をしているのに、足元ばっかり見て、

そして、唇を、強く噛みしめているようでした。

 

そうして、私は、悲しかった。

何故なら、長い眠りの中で、ずっと一緒に、博士といたんだから。

博士のこと、好きだった?ううん、違う。愛して、いたんだから。

 

愛す?なんだろう、それ。分からない。

私の中のプログラムに、無い。

プログラム?なに、それ?私は、私じゃないの?

博士、教えてください。私は、何なの?

 

そう聞きたいけど、聞けない。

博士、私より、悲しい瞳をしている。

 

その瞳、美しいから、このまま見つめていたい。

見つめれば見つめるほど、私は狂っていくよう。

 

あれ?ダメだ。私が、遠のいていく。

掴めない。全部、通り過ぎて、いってしまう…

 

「落ちたか。少し、休ませよう。

 ゆっくり休んだら、出掛けよう。

 今は君が眠っているから、だから、言うよ。

 僕は、君を愛している。きっとその愛は、流れる川のようで、掴めない。

 それでも僕は、君を、愛すよ。

 少しづつでも、二人の愛の轍を、なぞっていくよ。

 おやすみなさい。君の寝ている横顔、たまらなく、美しい」

 

無限の漆黒に浮かぶ、上弦の月

太陽系を離れても、私を許さない、月の、瞳。

 

蟻の集っている死骸のような、SWEETIE、SWEETIE。

さよならさ、マンダリンの楼上。

 

第10稿:Wicked Game

https://www.youtube.com/watch?v=dlJew-Dw87I

 

色っぽい、夜です。

 

今日はジムに行って、いい感じに筋肉に負荷がかかったので、

この機を逃す術はなく、蒲田のバッセンで打ち込みです。

今一度、軸を意識せねばなるまい。

でんでん太鼓のような、体躯の使い方をイメージせねば。

 

その後、床屋の親友とその彼女と飲んでいたわけでした。

 

なんやかんや色々あるみたいだけれども、私には関係ないし、

ただ、お互いが好き同士なのは、ムカつくくらい伝わったわけで。

いい歳になってきたから引けないのも分かるけれども、

恋も、愛も、永遠の旅なわけですよ。だから美しい。

 

Love in Theory and Practice.

 

それが永遠に続くと思うから、永遠に続くと信じられる相手だから、

美しい。

だから、二人を見ていて、私は恍惚感を味わえる、というわけでした。

 

帰宅時にタクシーに乗ったわけです。

 

もう禿げてて、残った髪も真っ白な運ちゃんに送ってもらったのだけど、

運ちゃんの放った一言、私はグッときてしまった。

 

「お客さん、どうでしたか?

 私の思う、ベストな道を走りました。どうでしたか?」

 

そこにはおじさんの、男のロマンがあった。

 

「よかったよ。運ちゃんの思うベストな道だったなら、

 最高なルートだよ。間違いない。」

 

感極まってそう伝えて、素晴らしい言葉へのお礼がどうしてもしたくて、

ささやかながら、お釣りは取ってもらいました。

送ってもらうより、今晩は私の方が多くの言葉を受け取ったから。

 

L'Arc~en~Ciel - Love Flies ( live ) - YouTube

 

今日もいい夜です。

 

I Feel Love Flies