頭の脂肪を落とすための日記

月が綺麗で、風が吹く日に開設しようと思ったわけです。音楽や映画に乗せて、そこにあった物語、もしくはあったかもしれない物語、そんなことを書き連ねていけたらよいな、そんな風に思っています。

第11稿:音楽の秋

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ここ最近、音楽の話がとてつもないスピードで進んでいきました。

ほっておくとまたそのまま風化して忘れてしまうので、

今晩は端的に幾つかの事柄を。

 

1.親父との会話

とても久しぶりに実家に帰ってみたのでした。

そう思ったのも、秋の訪れを確かに感じ、もっと大好きな秋に包まれたかったからで。

地元の友達と大抵は会うのですが、それもせずに夕方には家に着いてのんびりと。

街を歩きながら、会いに行くたびに美しくなっていく景色に心を奪われ、

そしてなんだか、とっても寂しい気持ちになったりしたのでした。

「自信が無いことに根拠の無い自信がある」なんて、

青い悩みとお付き合い中の弟の話を聞きながら、

最近できたコンビニまで酒を買いに行ってみたり、

そんなことをしていました。

弟よ。自信なんてそんなに大事な物でも、ないよ。

毎日をちょっとでも楽しく、それだけがとても重要さ。

 

ほどなくして親父が帰ってきました。

有楽町で同窓会だったそうで、行くときはウキウキだったくせに、

楽しかった?と聞くと、「もう疲れたよ」なんてまんざらでもない顔して。

やっぱこの男のガキなんだな、俺は、と痛感しました。

 

親父とゆっくり語り合うなんて今までなかったし、あまり話をしない人なので、

今日は思い切って音楽の話に踏み込んでみよう、なんて思ったのが運の尽き。

止まらない止まらない(笑)

嬉しかったのは、自分も音楽が好きな人として、

どんな風に音楽を聴くか?

どんな印象、感触の音楽が好きか?

それがピッタリと同じだったこと。

 

アルゲリッチは全ての音に感情が入っている、とか。

ポリーニは全ての音がクリアだ、とか。

グールドのピアノは麻薬だ、とか。

 

色々聞いて思いましたが、やっぱり先輩半端ないっす。

自分なんかより全然狂っていやがる。

散々甘やかされて生きてきて、それでもやっとこの年になって改めて思ったのは、

この親父の息子でよかったな、と。

今度会った時は、先輩の胸を借りて、俺の狂った音楽観も、語るよ。

楽しみにしています。

 

2.80kidz

10周年!あっという間でした。

そう考えると出会ったのが10年前で、20代という貴重な時間において、

いつも傍で横を走っていてくれた、そんなアーティストです。

miss marsで私の中に革命が起きて、

WEEKEND WORRIORを聴きながらクラブに向かい、

Turbo Townで入らないギアを何とか入れて、

Faded Pinkについて一晩中語り合って、

Dream City Dreamを抱えて明け方に去っていく、お前の美しい顔があって。

 

10周年のライブ、最高に良かったよ。

お前も来ればよかったのに。馬鹿だなぁ。

年末にまた、自慢しに行くよ。

今日でもう2年かい。

相変わらず、俺はお前がいなくて、寂しいよ。

でも、いろんな人と、音楽に支えられて、随分元気になったよ。

だから、心配はいらないぜ。

今は安らかに、のんびり寝てな。頑張りすぎてたからな。

俺がそっち行ったら、たたき起こしてやるからさ。

 

3.BAYCAMP

竹原ピストル、号泣してしまいました。

歌はハートで歌うってよく言うけど、こういうことなんだな。

 

DADARAY、めっちゃ好き。

私の強みとしては、いろんなジャンルを聴くのもそうだけど、

「病んでる女性ボーカル」というのもストライクゾーンなとこです。

そんな自分でよかった!

 

toconoma、もうふざけんなよ、かっこよすぎるだろ。

 

imai、もはや何も言うまい。

これを見るために来たけれど、いいの沢山出会えてよかったな、

なんてノンビリ思っていたのも束の間、やはりこの為に来たのだと、

そう思わせてくれました。

今、日本で1番狂ってるアーティストだと、私は思います。

 

もう一つあったけど、それは私の胸に秘めておくことにしようかな。

可愛いとか、美しいとか、そんな言葉では形容できないな。

なんだか心地よくて、何より、素敵な人のことでした。

 

そんなこんなで音楽漬けの週末を送り、改めて感じたこと。

私のエネルギーは音楽にあり、いつでも音楽は鳴り響いていて、

そうやって毎日をドラマティックに。

それが、私が1番私らしくいられる、大事な要素なのでした。

 

会社に行くいつもの道も。

憂鬱な客との打ち合わせの道中も。

デートの待ち合わせをして待っている有楽町でも。

あなたとコーヒー屋で途方もない話題で盛り上がっている時も。

どっかに行っちまった親友のことを想いながらパソコンに向かっている時も。

 

いつでも音楽は私と共に歩んでくれるようです。

それだけでも、何とか毎日、生きていけるようです。

 

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そうは言ったものの。

こんなこと言っていいのかしら。

ん、言えるというか書けるから、ブログなんだよね。

 

なんちって。

そんなのも、何かの所為にしとこかな。

おやすみなさい。

 

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