第8稿:今日は涼しくて寝やすい日だと思ったら油断したよね
ふと携帯を見たら、AM3:33。
あ、これ寝れないやつじゃんと思い、この曲に乗せてこんな時間に書きます。
今日は一日休みでして、だらだらと家で映画を観ておったのでした。
ということで、映画の話。
1作目:ゴッドファーザー
そういえば社長から返してもらったから久しぶりに見るか、と。
そもそも映画を観るようになったきっかけになった作品でして、
「愛について」とか「人生の美学」とか、今の私を構成する大事な要素を
この映画を通して学んだといっても過言ではありません。
言わずもがなですが、何をどうやって観たって、素晴らしい作品です。
もし息子がいたら、確実にこの映画は見せるだろうな…と、
予定の無い妄想をしていたらもうこんな時間です。南無。
2作目:シン・ゴジラ
これも社長から返却されたシリーズ。
公開時になんやかんや話題になりましたが、私はとっても主張したかった!
その場が無かったので言うこともなかったですが、ナイスブログ!
ゴジラはそれこそ昭和~平成ゴジラまで、私は網羅しておるわけです。
親父が特撮が好きで、家に常備されていたものですから。
んで、私は「ゴジラ」が好きなので、ぶっちゃけストーリーとかどうでもいい。
ゴジラが出てきて、街を破壊して、口から放射能を出せばそれでよいのです。
同じことが、ターミネーターにも言えます。
理由があって対象に対して愛を感じる、というのは大きな倒錯です。
愛があるから、それを説明する為に、伝える為に、理由が生まれます。
本当に好きなら、好きで居続ける為の方法を、向き合い方を、考えるべきだと。
あーこれは、ヘビーメタルに関しても同じことが言えるなぁ。
3作目:メランコリア
ラース・フォン・トリアー監督の作品です。
この監督の作品はすごく好きで、ほとんどが家に置いてあるほどです。
基本的に、登場人物の救済とかは、ありません。
「環境&状況」と「こんな人々」が設定されて、
そこに生まれる人の姿を、描いている印象です。
映像が美しいです。「終焉」という漢字が持つそこはかとない美しさが、
映像になっているような印象です。
4作目:インターステラー
宇宙の話です。監督は、バットマンでおなじみクリストファー・ノーラン。
内容はいわずもがな素晴らしいので、割愛。
この映画を観て、「特異点」という事象のことを考える時間が増えました。
今現在の人類は、予測できる事象として3つの特異点があるようです。
【その1:ブラックホールの観測】
これはまじでヤバイ。
引力が凄すぎて、ある一定の地点まで行くと光の速さでも逃げ切れなくなります。
要は、観測できないんですね。帰ってこれないから。
因みに、引力はその物の質量と密接な関係があるそうですが、
ブラックホールと地球の質量を同じにした場合、大きさはどう違ってくるか?
地球が今のサイズだとして、ブラックホールは10円玉くらいだそうです。
ロマン詰め込みすぎて訳分かんなくなってますよね。
【その2:AIの技術】
AIが自我を持つようになる、ってやつですね。
ターミネーターの世界になってしまうのか!という意見が大半ですが、
いやいや色々あって、人類に仕事という概念が無くなる日が来ましたよ、と。
私はそんな日を、待ちわびている。
にしても、AIが人類に牙を剥いたとしたら、まず勝ち目ないと思うんですよね。
だって、インターネットを通じて、世界と秒単位で交信ができているわけで、
要は同じスピード感で私たちの生活を奪うわけでしょ。こりゃ無理だ。
【その3:愛の観測】
握力とか視力とかと同じように、愛も人が持ちうる能力として観測ができたとしたら。
古来から人類は愛について様々語ってきたようです。
それが歌だったり、音楽だったり、文章だったり。
しかし、様々な愛の在り方は語られてきたものの、
愛の正体は未だ誰にも掴めていないようです。
だからこそ、この時代にも沢山のラブソングが生まれているのだと思います。
これを本気でしようとするには、愛を一度畏れなければなりません。
未知の事象であると捉えて始めて、真剣にそれを見つめます。恐いから。
一見私たちの生活に当たり前のように存在しているように思われがちですが、
いやいやそれは違います。愛は特異点です。ロマンの塊なのであります。
といったところでしょうか。
映画のことを書いたら随分冗長になったようです。
羊たちの沈黙で書いたら、永遠に終わらないかもしれないな、
なんて危惧しつつ…そろそろ寝ないと!